作業療法（Occupation Therapy = OT）は、生活に障がいがある方々を支援するリハビリテーションの方法の１つです。作業療法士が日々の生活で行われる様々な作業活動を用いて、その方の健康的な部分に働きかけ、心とからだの回復や自分らしい生活を再建していくための支援を行います。

作業＝Occpation の語源の occupy には、「従事する」「占める」などの意味があります。「作業」には、人が日々の生活に必要なあらゆる活動「仕事・日常生活・社会生活・遊びや余暇・創作活動など」が含まれます。作業療法では、人がよりよく生きるために、こうしたすべての「作業」が支援の手段となります。

　　　　　　　　　　　　　※黄色の活動は、各病棟でおこなっています。

　　　　　　　　　

トレーニング	ルームランナーやエアロバイク、ステッパー等の器具を使い、カロリー計算をしながら体力作りをしています。また、高齢者や身体機能が低下されている方などはマッサージ機から利用を開始されています。
歌謡会	主に高齢者を対象としたプログラムです。体操による転倒予防や、青春時代などをふりかえる回想法などに取り組んでいます。
リズム体操	エアロビクスのように、音楽に合わせて行う体操エクササイズです。
あそぼう会	軽い運動になるようなゲームを集団で楽しみながら行います。

　　　　　　

手芸	塗り絵や折り紙、クラフトワークや工作、押し花や編み物、ビーズ細工や革細工などを各病棟にて行います。
趣味の会	塗り絵や折り紙などを用いて、院内コンサートで掲示する大きな作品を作ります。病棟開放型の中央制プログラムです。
園芸療法	プランターやテラスの畑を使って、季節に応じた花や野菜、果物などを作ります。

生け花、書道、その他

ショッピング	金銭管理を目的に、院外にて買物を行います。　また、交通機関、郵便局や銀行など利用方法の練習も行っています。
心理教育	病気や薬などに関する知識や理解を深め、病気との上手な付き合い方や再発予防を考えます。
生活クラブ	日々の生活をふりかえり、週間や月間の生活リズムを整えることが目的です。また、生活上の悩みや解消法をスタッフと一緒に考えます。（外泊訓練にも活用しています）
きっちんクラブ	手間の少ない調理練習を通して、カロリー計算や金銭管理、食材の備蓄や管理なども一緒に考えます。
パソコン 教室	パソコンの基礎的な使い方を学びます。
美容クラブ メンズケア	肌や爪のケア、化粧や髭剃り、整髪や整容などを通して清潔さや麗容さなどセルフケアを目的としています。

DVD鑑賞会やカラオケ、卓球やテーブルゲームなど希望者で行っています。



花見、いちご狩り、そうめん流し、夏祭り、地域交流ゲートボール大会、紅葉見学、初詣、初市見物、院内コンサートなど、その他にも季節に応じた様々なものを行っています。

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