島原市の北側の小高い田園地帯で、古くからこの地域は三会(みえ)と呼ばれ農業が盛んなところです。東側にはのどかな有明海が広がっています。西側には今なお峻嶮な溶岩ドームのある普賢岳(「平成新山」2003年11月21日
天然記念物に指定)の迫力のある景観を眺めることができる風光明媚な位置にあります。
建物は東側全体を緩やかな円弧を描く構造として、円弧の中心から翼を広げた形となっています。建物全体の外観は薄い空色をトーンとしてまとめ、様々な角度から見て、単調にならないように構築しています。
外部内部ともに現代的な彫刻や絵画を展示し、裏庭にはパーゴラ風の喫茶棟を配置し、さらに樹木との調和を考え、優美で、落ち着いた治療空間を演出しています。
建物内部は防災上および医療事故防止の観点から種々工夫を凝らしています。
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外来ロビー |
外来待合室 |
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大食堂/コミュニティホール |
病棟デイルーム |
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